パソコンやスマートフォンを長時間見た日。
なんだか目が重いな。
目がショボショボする。
目の奥が熱い感じがする。
そんなことはありませんか?
私自身、仕事柄パソコンやスマホを見る時間も多いです。
さらに夏は日差しも強く、外に出るだけでも目が刺激を受けているように感じます。
そんなとき、私が取り入れているのがアイパックです。
アーユルヴェーダには、目元をいたわる方法がいくつかあります。
今回は、その中でも家庭で取り入れやすい
- ギーを使ったアイパック
- ローズウォーターを使ったアイパック
この2つをご紹介します。
アーユルヴェーダでは、目はピッタの場所
アーユルヴェーダでは、目はピッタと関係の深い場所と考えます。
ピッタには火の性質があります。
もちろん、これは現代医学でいう目が本当に火でできているという意味ではありません。
アーユルヴェーダでは、身体の状態を熱、冷、乾燥、重さなどの性質から捉えていきます。
例えば、目が充血していたり、疲れていたり、熱を持っているようなとき。
そんなサインがあるときには、
さらに温めるのではなく、反対の性質である冷たさを取り入れてあげる。
これがアーユルヴェーダの考え方のひとつです。
① ギーのアイパック
まずご紹介したいのが、ギーを使ったアイパックです。
ギーは、アーユルヴェーダではとても大切にされている油のひとつです。
食べるのはもちろん、外用にも使われてきました。
特にアーユルヴェーダでは、ギーは冷性、身体を冷ます性質を持つものと考えられていて、ピッタを落ち着かせる助けをしてくれます。
目はピッタと関係の深い場所。
そのため、目元のケアにもギーが勧められる場合があります。
目の奥の痛みと発熱の経験
以前、朝から目の奥が痛み、目を開くことがつらい日がありました。
それでも、やらなきゃとパソコン作業を続けていたら、どんどん痛みが強くなり、目も熱を持っているような感覚に。
とうとうパソコンから離れて、目を閉じて休むことにしました。
でも、頭も痛くて、なかなか眠ることができません。
家族が用意してくれたおでこ用の冷えたタオルを目に当てると、熱を持っていた目がスーッと冷えていくような感覚があり、とても心地よく感じました。
少し起き上がれそうだったので、ローズウォーターのアイパックを用意して、目を閉じて休むことに。
すると、そのまま眠りにつくことができました。
目が覚めたときには、目の奥のつらさもガンガンと脈打つ頭の痛みも少し楽になっていました。
もちろん、症状や体質は人それぞれなので、これがすべての人に同じように働くとは言えません。
ただ、この経験から私は、
目が疲れて熱を持っているようなときは、温めるよりも冷ます
というケアの素晴らしさを体感しました。
パソコンやスマートフォンを見すぎたときだけでなく、強い日差しを浴びたあとにもおすすめです。
ホットアイマスクも気持ちよくて好きなのですが、目を覚ますことの必要性を知っていただけると嬉しいです。
ギーは目元にどう使う?
家庭で行う場合は、ギーをたっぷり目に入れるのではなく、まぶたの上に使うアイパックがおすすめです。
清潔なコットンなどにギーをなじませ、閉じたまぶたの上に置きます。
数分間、目を閉じて休みましょう。
スマートフォンもパソコンも一度置いて、目を閉じ、ただリラックスする時間をとってあげてください。
② ローズウォーターのアイパック
もうひとつ、おすすめなのがローズウォーターです。
ローズウォーターは、ギーよりもさらに手軽。
コットンにローズウォーターを含ませて、閉じたまぶたの上にのせます。
ローズの香りもふわっと広がるので、目元だけでなく気持ちまでゆるむような時間になります。
優雅な気分に浸りながら、自然と深い呼吸に導かれます。
どちらも家にないときは
そんなときは、冷たい水で濡らしたタオルを絞って、まぶたにのせるだけでも、少し楽になることがあります。
特別なものを用意しなくても大丈夫。
まずは目を閉じて、熱を持った目を休ませてあげる。
それだけでも素晴らしいなケアになります。
思っている以上に目は疲れている
アイパックは少し面倒と感じる方もいるかもしれません。
でも、私が一番大切だと思っているのは、
目を閉じる時間を意識的にもつこと。
私たちは一日の中で、想像以上に目を使っています。
仕事でパソコンやスマホ。
SNSを見たり、動画を見たり。
さらに外では強い日差しや風。
目はずっと刺激を受けています。
だからこそ、
日常的に目を使わない時間をつくるという選択も取り入れながら、できるときは特別なケアをして労ってあげる。
そうやって、不調が出る前から日々、自分を気遣ってあげることが大切なのだと感じます。
アーユルヴェーダには、もっと本格的な目のケアもあります
ちなみに、アーユルヴェーダにはネートラ・タルパナという、目の周りに小麦粉などで土手を作り、その中にギーなどを満たして行う伝統的な施術があります。
見た目にもかなりインパクトがあります。
ただし、これは家庭で気軽に行うアイパックとは別物です。
アーユルヴェーダでは治療として扱われる方法なので、専門家のもとで適切に行うものと考えたほうがよいでしょう。
目がつらいときは、無理をしない
アイパックは、目の病気を治療するものではありません。
強い痛み、充血、視力の変化、目やになどがある場合や、症状が続く場合は、セルフケアだけで済ませず眼科を受診してください。
ギーやローズウォーターを眼球に直接入れることもおすすめしません。
特に目はとてもデリケートな場所。
自然のものだから絶対に安全とは限りません。
その日の自分の状態を見ながら、無理のない範囲で取り入れてくださいね。
今日の目に、数分の休息を
目の疲れも身体からの一つのサイン。
ちょっと休ませてあげようと思えるようになること。
それが、自分の身体と仲良くなることのひとつだと思っています。
ギーでも、ローズウォーターでも。
何も使わなくても大丈夫。
瞼に少し重みを乗せて、目を閉じて、数分間ゆっくり休む。
今日の夜、スマートフォンを置いたあとにでも、ぜひ試してみてくださいね。
目をいたわる時間は、目だけでなく、自分自身を休ませる時間にもなるかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございます。
本日もどうぞご自愛くださいね。

