1000の効果を持つオイル

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油は太る、健康に悪い、コレステロール値があがる、ニキビができる‥など

油に悪印象をお持ちの方にこそお伝えしたいアーユルヴェーダではとっておの若返りフードとされる油があります。

アーユルヴェーダの伝統オイルギー(ghee)”

油を避ける気持ち、理由は人それぞれかと思いますが私も同じ経験があります。

私は脂漏性皮膚炎による肌の炎症に悩み

7年ほど皮膚科で処方されるステロイド治療を行なっていました。

お医者様の指示により油物は極力控えるよう指示があったため

食事において油が含まれるものはほとんど取らず外食も控えていた時期がありました。

そのせいか肌の乾燥が強く出て症状が悪化するにも関わらず

肌に塗るものも油分などの成分を避けるためため外側から潤し補うことが難しく感じました。

肌の乾燥により皮膚炎が悪化し痒みや痛み、何より眉間と鼻の周りから頬全体、頭皮が赤く腫れ皮が剥けた状態の姿が恥ずかしく人に会うこともできるだけ避けるようになりました。

ギーを取り入れてから肌の乾燥はもちろん髪の毛の潤いや唇のひび割れなども落ち着いてきました。

皮膚炎の症状は時々ほんの少しの痒みや赤みが出ることはありますが

目立つほどではなく数日で治るため通院もステロイド使用も手放すことができています。

もちろん改善には食事や睡眠など多方面からのアプローチは必要ですが

ギーで内側から潤し肌を整えることは肌のバリア機能を高めくれているように感じます。

この記事では

・ギーとは?

・効果効能

・作り方

をお話しします。

ギーってバターのような味がするけどバターと何が違うの?

日本で売られているバターには水分・タンパク質などが含まれているけど、ギーはそれら不純物を取り除いた純度の高いオイルなの!

不純物が含まれない油だから長期保存も可能になるのよ。

アーユルヴェーダの古典書チャラカサンヒターによると

「記憶力・知力・消化力・精力・オージャス(活力素)を増大させ、毒物・錯乱・疲労・不幸・発熱を除去し、全ての油脂類で最も優れている」とされ1000通りもの使い道があると書かれています。

食用としてはもちろん、肌に塗ったり、目に入れたり(専門家による施術推奨)と大活躍のオイルです。

アーユルヴェーダ的には

身体の隅々を潤しヴァータを、冷ます作用によりピッタを下げることに役立つとされます。

また、不純物が含まれないため代謝活動において体に負担をかけず消化の火(アグニ)を燃え立たせるとされています。

また、体内の毒素を吸着して余分な脂肪を燃焼してくれるので長い間治療として使われてきたものなのです。

メイクや毛穴汚れをオイルクレンジングで落とすことを考えるとイメージしやすいかもしれませんが

油で油汚れを落とす、そんな感じでしょうか。

私は子供の頃から胃腸が弱く油ものに弱いのですが、ギーは安心して取り入れることができています。

また、とてもコクの出る油なのでお料理との相性は素晴らしいものです。

カレー作りはもちろん、炒めものやスープ、パンに塗ったり、蒸し野菜にかけたり、お菓子作りに使ったり‥。

眠れない夜や便秘気味の時には温めたミルクにギーをたらして寝る前に飲む、そんな使い方も安心なお薬として活躍してくれます。

でもやっぱり私は炊きたてご飯にギーと岩塩(お醤油の時も)をかけていただくのが大好きです!

毎日ギーを摂取することは体力や精神力、免疫力をも高めてくれるので色々な楽しみ方を見つけて継続する中でご自身の体で変化を体感して欲しいのです。

ギーは市販品もありますが味に癖があるものがあったり、自分で作った方がお財布にも優しいこと

更に少しスピリチュアルな話になりますが心を込めて作るギーはより身体に染みる感覚があります。

(ギー作りは音の瞑想ともいわれるほど‥)

また、満月の日にギー作ると月の癒しのエネルギー(ソーマ)の恩恵を受けたギーになるとか‥

早速作り方をご紹介します

1,お好みの無塩バターを用意します(今回はグラスフェッドバター使用)

私はこちらのバターを使用しました。

2,バターを鍋に入れて焦がさないよう注意しながら弱めの中火にかけ、全て溶け沸騰したら極弱火にします。

3,表面が白く細かい泡で膨らみます。(濁りが出るためかき混ぜないこと)

4,白い泡が落ち着きパチパチと水分が蒸発するような音が鳴り始め泡が大きくなる。透明な大きい泡に変わっていく。(泡と音の変化をじっくりと観察する)

5,その後また細かく白い泡に変わり段々と音が静かになる。清潔なスプーンで泡をそっとよけるとバターは透き通った黄金色になり、鍋底に薄茶色のカスが沈殿する。(ギーの甘い香りが漂う)

6,火を止めて目の細かい濾し器やキッチンペーパー、コーヒーフィルターなどで漉す。

メモ

  • ステンレスや琺瑯鍋が適している。(清潔で乾いたもの)
  • 保存容器や漉し器、スプーンは煮沸消毒などをした清潔なものを使う。(保存瓶は耐熱のもの)
  • 基本的に冷暗所で保存しますが、水分が入ったり使用する際のスプーンが不清潔で不純物が混入した場合には腐りやすいので注意が必要。
  • 鍋底に残ったカスはバターに含まれるタンパク質でありこがしバターのようにお料理に使えますが消化には重いので少量ずつ使うことがおすすめ。

慣れるまでは手作りギーに対してこれで正解なのかな?と疑問が出ることがあるかもしれません。

まずはやってみること。食べてみること。続けてみることで身体からの繊細な声に耳を傾けながら自分の中で正解を見つけていく、それがまた特別なものとなるように私は感じています。

滋養たっぷりのギーは身体の隅々まで広がり潤いで満たしてくれます。

ご自身や大切な人の健康維持の手助けになることはもちろん、若返りにも良いとされますので、艶やかな美しさを保ちたい方にもとてもおすすめの油です。

最後までお読みいただきありがとうございます。

作ってみて疑問が出たり、わからないことがございましたらお気軽にコメントくださると幸せです。

また、ギーについて(効能や保存方法、楽しみ方などの)と作り方の実践動画を販売しております。

Ghee作り動画講座 はこちら

いきなり一人で作るのは不安という方や楽しく作りたい方。

無制限LINEサポートもついておりますので

一緒に楽しくギーを作り、生活に馴染ませていきましょう。

ご興味をお持ちいただけましたら、どうぞお気軽にご連絡くださりますと幸せです。

本日もどうかご自愛ください。

私が使用しているバターはこちらです。

グラスフェッドバターは牧草のみを食べた牛からいただいたミルクで作るバターのことです。

賞味期限も長いため一度に多めに購入しています。

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