初秋と焼き林檎

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暑さと湿度が気になる夏が

落ち着き始め

少しずつ涼しさや

風の心地よさを

感じられるようになりましたね。

アーユルヴェーダでは

自然界に存在する全てのものは

空・風・火・水・地

この5つの元素からなると考えます。

そして季節により

この自然界の五大元素のバランスが

変動すると考え

それに伴い人間の体内でも

同じようにエネルギーバランスが変動すると考えます。

秋の始まりは

夏に溜め込んだ熱(火のエネルギー)が

秋の乾いた風に吹かれ

更にメラメラと燃え強くなるのです。

焚き火に例えると理解しやすいわ。

無風よりも風がある方が薪の火は素早く燃え渡るでしょ。

また、秋という漢字に

”火”が使われていることも

なんだかその意味を表しているように感じます。

鍋に水を入れ

火で沸かすと蒸気となり

水の量が減るように

私たちの体内の火が強くなりすぎると

体の中は渇きを増してしまいます。

こうなると

私たちの身体は

炎症系の不調を起こしやすいです。

例えば

胃炎、口内炎、ニキビ、皮膚炎、気管支炎

イライラ、目の充血、髪の毛のパサツキ など。

自分のことかも

そう思った方は

今からしっかりと対策しておきましょう。

できれば控えたい
  • 辛いもの
  • カフェイン・アルコール
  • 揚げ物など脂っこいもの
  • 過剰な運動や働きすぎ

取り入れたい
  • 秋の旬の果物を摂る(葡萄、柿、梨など)
  • 月の光を浴びる(窓から眺めるでも○)
  • 油分と水分を含む温かい食事

夏に食べていた

冷たい生の食品も

温かく調理した食品へと

少しずつ切り替えれたらいいですね。

旬の果物を使った簡単なレシピを紹介するわ

焼き林檎

材料

・りんご

・ギーまたはココナッツオイル

 ギーとは?

・水

・お好みのスパイス(下記に記載あり)

作り方

⒈りんごを好みの厚さに切る

⒉フライパンにオイルを温める

⒊スパイス(ホール)を入れ火を通す

⒋りんごを入れて水を少量回しかけ蓋をして蒸し焼きにする

⒌りんごが軽く透き通り柔らかくなったら火を止め余熱で蒸らす

⒍盛り付け(お好みでパウダースパイスをかけても◎)

※スパイスを使わない場合は3の工程を省いてください。

 レーズンやドライいちじく、デーツなどを加えて蒸し焼きにしたり

 トッピングにナッツや生蜂蜜を散らしても贅沢で満足感ある一品になります。

ちょっと面倒だし果物は生で食べる方がおいしいよ〜

生の林檎も美味しいのだけどヴァータ(風のエネルギー)を増やすから

体調が気になるけどりんごは食べたい。そんな時にきっと役に立つわ。

それにね、加熱すると甘酸っぱさが濃厚になってこれも美味しいから一度試してみてね。

ちょこっとスパイスレメディ

・シナモン

血行促進、心臓、腎臓の強化

・カルダモン

体液、血液をサラサラにする

気持ちをリラックスさせる

・ナツメグ

神経の緊張を和らげ心を落ち着かせる

・クローヴ

胃を温め冷えによる胃腸の不調を改善

・ロングペッパー(ヒハツ)

体を温め冷えを改善する

スパイスは味を整えることはもちろん

効能から選ぶことも

とても楽しいものです。

アーユルヴェーダの知恵を

日常に取り入れようと試みたときに

絶対にこれはしてはいけない

必ずこれをしなければならない

などと自分に制限をかけるのでなく

少しだけ減らしてみよう

少しだけ取り入れてみよう

こんなふうにご自身の身体の変化を

楽しみながら心地よさを迎える

その積み重ねが

いつの間にか

あった不調がなくなっている

なんとなく元気な気がする

そこに繋がっていきますよ。

最後までお読みいただきありがとうございます。

どうか本日もご自愛くださいね。

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