
まとめ
- 痛み止めは「悪」とは限らない
- 痛みや不調は“身体からのサイン”
- 薬のサポートを受けながら、根本改善を目指すことが未来を変える
痛み止めは「悪」?
私自身、強い痛みによって気を失った経験が何度かあります。
その中で実感したのは 「痛み止めに頼るという自分への許し」の大切さです。
自然派の生活を心がけているとどうしても病院や薬などを悪者と捉えてしまう方も多いように感じます。私自身がまさにそうでした。
ですが症状があるときには、専門のお医者さまに相談し、必要に応じて薬を用いること。
それは決して悪いことではなく、むしろご自分を助けるための大切な選択だと思います。
痛みや不調は「身体からのサイン」
ただ、薬で痛みを隠すだけでは根本解決にはつながりにくいものです。
不調が続いて鎮痛剤が手放せないとしたら、それは「身体の声を無視し続けてきたサイン」かもしれません。
痛みを我慢したり、薬で覆い隠すだけでは、いつか大きな不調となって表れることもあります。
私の体験:痛み止めが手放せなかった日々
以前の私は、偏頭痛や生理痛で痛み止めが手放せませんでした。
「薬を飲めば頑張れる」と、自分に言い聞かせながら過ごしていたのです。
薬により痛みが落ち着く感覚を治ったと勘違いしていたのです。
でも実際は治ったのではなく、痛みを隠しただけ。
でもアーユルヴェーダの考え方に出会ってから、少しずつ気づき始めました。
そして痛みの原因や日々の生活などを見直し生活に変化を持たせることで、症状も少しずつ和らいでいきました。
生活改善の鍵は「溜め込まないこと」
体の不調と向き合う時、いいものを取り入れようとスパーフードや健康食品などにまず手を出す方も少なくありません。
「汚れた布は美しく染まらない」
アーユルヴェーダの学びの中でよく耳にする言葉なのですが、汚れた布を美しく染めようと思うときまずはその布の汚れを落とすことから始めるでしょう。
体も同じでまずは不要なものは出してあげることが重要なのです。
それは食べ物だけに限らず
感情も、思考も、ストレスも‥
“出すべきものをきちんと出す” ことが大切です。
アーユルヴェーダでは、消化しきれずに残ったものを「アーマ(毒素)」と呼び、不調の原因になると考えます。
厄介なことにこのアーマがほぼ全ての病気の原因と言われるほど恐ろしいものなのです。
だからこそ、まずは日々の“消化”を整えることが大切なのです。
日常でできる小さな工夫
- 食べすぎない
- 睡眠のリズムを整える
- ストレスとうまく付き合う
どれもシンプルですが、続けていくのは意外と難しいもの。
けれど、少しずつ積み重ねることで体調は確実に変わっていきます。
あなたのせいじゃない
不調は、あなたのせいではありません。
ただ「整え方を知らなかっただけ」なのです。
自分の身体の声を聞けるのは、自分自身。
薬を否定せず、必要に応じて使いながらも、根本的に整えていく工夫を日常に取り入れてみてください。
最後に
私は、そうして少しずつ変わることができました。
だからこそ、今不調を抱えている方にも伝えたいのです。
「あなたもきっと変われる」 ということを。
最後までお読みいただきありがとうございます。
本日もどうぞご自愛くださいね。
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