乾布摩擦で美肌に

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乾布摩擦といえばサザエさんの登場人物波平さん

庭で行っている印象があるのは私だけでしょうか。

日本でも健康習慣の一つとして

古くから伝わる乾布摩擦

実は奈良時代にインドから伝わったガルシャナが起源だといわれます。

乾布摩擦ってなんだかおじさんがやるイメージだから私には必要ないわ

ガルシャナは健康にはもちろん美容効果も期待される素晴らしいものなの。

必要ないかどうかはこの記事を読んでから判断してみてね。

この記事では

・ガルシャナとは

・ガルシャナで期待できる効果

・ガルシャナのやり方

・禁忌  などをお伝えします。

ガルシャナとは

絹の手袋やタオルを使って体を摩る

インド式の乾布摩擦のことです。

絹製品を使う理由の一つとして

絹には18種類のアミノ酸を含むタンパク質が含まれていて

人間の皮膚の構成にとても近いため肌にやさしく

皮膚に負担をかけることなく代謝を促し毒素排出を助けてくれるためです。

私は子供の頃から敏感肌のため

初めてガルシャナを実践するときは恐る恐るでしたが

優しく摩った後は肌が温かく滑らかになり感激したことを覚えています。

いろんな手袋がありますのでお気に入りを見つけてくださいね。

👇最近のご自分の状態に当てはまるものはありますか?

・体が重く、何事も億劫(やる気が出ない)

・お尻・太もも・二の腕が冷たい

・浮腫が気になる

・とにかく冷える

・甘いものをやめられない

・食欲が抑えられない

・落ち込みやすい

・鼻水や痰、目やにが増えている

・朝なかなか起きれない

・体重が増えやすい

当てはまる方、カパが増悪しているかもしれません。

このカパを鎮静させるためにも

そしてカパが高まりやすい春の季節にも

ガルシャナはおすすめです。

その他、春の過ごし方はこちらの投稿をご参考ください。

皮膚を摩ると肌のきめが整うのはなんとなく想像がつくけど

体の中にまで影響を与えるとはなかなか思えないのよね。

アーユルヴェーダでは

体の中にはスロータス(経絡)という管が全身に巡っていると考えます。

スロータスは管ですので、呼吸や食べたもの、血液、排泄物など

私たちが生きていくうえで欠かせない様々なものを

体中そして体の外へ運ぶための管(空間)なのです。

そしてスロータスの中に汚れがなく綺麗な状態であることが理想なのですが

未消化物などがこびりついて閉塞してしまうことが様々な病気の原因となります。

ガルシャナは皮膚を擦り体の表面に直接刺激を与えることで

スロータスの閉塞を防いで流れをよくし

毒素排出を促すのです。

👇期待できる効果

・浮腫解消

・脂肪を燃やす、セルライト除去

・体の重だるさ解消

・胃腸の働きを整える

・免疫力を高める

・肌のキメを整える  など

   

私は体の冷えが強く汗が出にくいのですが

朝ヨガの前にガルシャナをすると

汗をじんわりとかくことを体感しています。

旅行など長時間飛行機や車に乗る際にも

足を下ろした状態が続き

末端が冷え浮腫むことがありますが

膝から下だけでもガルシャナを取り入れると楽になります。

また、オイルマッサージをされる方は

オイルマッサージの前にガルシャナをすることで

オイルがより浸透しやすくなるので

お時間が許す際には試してみてくださいね。

ガルシャナのやり方

ガルシャナは朝に行うことが理想ですが

まずはご自身にとって無理のないタイミングで始めてみましょう。

心臓(体の中心)に向かって

毛並みに逆らう方向にシャッシャっと摩ります。

脚や腕は末端から心臓に近い方に向けて

お腹は丸く円を描くように

ただこれだけです。

詳しく知りたい方はyoutubeなどにもやり方を

載せてくださる方もいますのでそちらをご覧くださいね。

👇こんなときはガルシャナを控えましょう

  • 皮膚に炎症や発疹がある時
  • 疲れすぎている時
  • 満腹状態の時
  • 消化不良を起こしている時
  • 発熱時
  • 月経中・妊娠中

※肌の弱い人、肌が乾燥しすぎている人、湿疹などが出やすい方は

優しく、様子を見ながら擦るようにしてください。

いかがでしたか?

健康習慣を取り入れたいと思っても

億劫でなかなか継続できないことってありますよね。

(私は特にそのタイプです。笑)

面倒くさがり屋の私は

始めたばかりの頃はお布団の横に手袋を置いて寝ていました。

翌朝、起きがけにお布団の中で

お腹や腰回りをシャッシャっと摩ることから始めたのです。

目もシャッキリと覚め

お腹周りもポカポカになりますので

全身やるのはちょっと面倒‥

という方にはこんな方法も悪くないと思います。

完璧にこなさなきゃ意味がない

そんなことはないと私は体感していますので

ご自身にとって無理のない範囲で

まずはやってみることが大切かなと思います。

アーユルヴェーダのセルフケアは

気づいた時には

やらなきゃ”から

心地いいから“やりたい”へ

続ければ続けるほど恩恵を受け取ることができる。

そう感じでいます。

そして、何か不調が現れた時にも

対処法があるから“大丈夫”と

過度に不安にならず自分を労わることができるようになりますよ。

一緒に今よりもっと

自分と向き合うことに慣れて

快適な自分を作りましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。

気になることやお困りごとなど

どんなことでもお気軽にコメントいただけますと幸せです。

本日もどうか、ご自愛ください。

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